爪切りの選び方

猫は定期的に爪とぎをする動物です。

爪の鋭さの維持だったり、自己表現だったり、ストレス発散だったりと理由は色々ですが、ともかく常に研ぎ澄まされた爪の状態を維持しているので、引っ掻かれるととても痛いです(‘ω’)

飼い主さんを愛していても、遊んでいる拍子だったり、興奮していて引っ掻いてしまう事は多々あります。

そして猫自身も、爪が伸びていると足や肉球を痛めたり、伸びている事自体がストレスだったりします。

更にフローリングや壁も傷みます(´・ω・`)

定期的に爪を切ってあげて、これらの悩みを解消しましょう!

ちなみに美容院等でお願いすると、500~1000円程度かかるようです。

自分で切れればこの出費は抑えられますが、切るのが苦手な飼い主さんや切られるのが苦手な猫の場合はお願いするのも一つの手段かなと思います。

※注意点※

猫の爪をよく見ると、中に赤い空間があります。

実はこれは血管です。

「爪」と認識できる部分のおよそ3~4割が血管部分な為、深爪すると出血してしまいます。

慣れていなくて不安な方は先端を少し切り落とす程度で様子を見てみましょう。

それでは実際に爪切りの紹介をしていきます!

ハサミタイプ

初心者にお勧めなのがハサミタイプです✂

まず一般の方が最も使い慣れている形状だと思います。

最近のハサミタイプの爪切りはストッパーが付いていて深爪も予防してくれるので、慣れていない方でも試しやすいと思います。

ギロチンタイプ

これはペットショップ等で何度か目にした事があります。

真ん中の穴に爪を入れて、ギロチンのように切り落とす仕組みで、静穏性に優れているそうです。

慣れればすんなりと綺麗にカットできますが、慣れていない猫や爪切りが嫌いな猫だと暴れてしまう為、なかなか穴に爪を入れられないという難点があるそうです。

使う飼い主も猫も、この製品は上級者向けですね(・ω・)

ピコックタイプ

持ち手部分はハサミ、刃の部分はギロチンタイプといった、いいとこどりの製品です。

扱いやすく、形状的に巻き爪の猫でも安心して使えます。

お勧めですが、少し値が張るのが難点かもしれません。長い目で見れば十分なコスパですが……。

ニッパータイプ

こちらは工具のニッパーに似た形状のタイプです。

ハサミタイプに似ていますが、ストッパーが付いていない物が多いです。

しかし握りやすく力も入りやすいので、女性等あまり力がない方でも少ない力で爪を切る事ができます。

爪の固い成猫向けなので、子猫を飼っていて大きくなった方はこちらのタイプに買い換えてみてはいかがでしょうか!

電動タイプ

最後にこちらの製品は、切るのではなく電動やすりのような物で削るタイプとなります。

切った爪が飛び散る事も無く、仕上がりも綺麗になります。

しかし、振動や音を怖がる猫もいると思います。

購入前に、家にある音や振動のある家電(髭剃りやスマホのバイブ機能)を近づけて嫌がらないか試してみてください!

落ち着かせて切るグッズ

猫の習性を利用して、逃げたり暴れたりしないグッズもあるので、幾つかご紹介します(*’▽’)

・落ち着くネットシリーズ(洗濯ネット等での代用も可)

・猫マスク(視界を塞ぐと大人しくなります)

・キャットグルーミングバッグ(鬼便利でしかも可愛い神アイテム)

使いやすさと値段、猫へのストレス軽減を考慮して選んでみてください( *´艸`)

ちなみに我が家は人間用の爪切りを使用していますが、コツがいるのであまりお勧めはしません(笑)