キャットタワーの選び方

これから猫を飼う人にとって、部屋のキャットタワーでまどろむ猫を眺めるのは一つの憧れですよね( *´艸`)

しかしそれぞれの猫ちゃんに合ったキャットタワーを購入してあげないと、使ってくれなかったり、身体に負担を与えてしまう可能性もあります。

ここでは猫の年齢や個性に合ったキャットタワーの選び方をご紹介していきたいと思います。

大きさを選ぶ

猫は高いところが好きです。

さらに言うと、高いところのように周囲の周りを見渡せる場所や、高いところまで登る運動、目線を変えられる場所が好きです。

猫の都合でいえば大きくて高いジャングルジムのようなキャットタワーが理想だと思いますが、お部屋の広さの都合や、おうちにお子さんがいる場合等は安全面から大きなものを置けない家庭もあると思います。

そこでいくつかのパターンをご紹介しようと思います。

まずは一般的な「THE キャットタワー」タイプです。

転倒防止もされていますし、座れるスペースも広くとれているので多頭飼いでもご使用できます。

また、こちらの商品のように大きなサイズなら爪とぎや遊び道具、ハンモック等もついていて色々な使い方ができ、猫ちゃんのお気に入りスペースとして使用してくれる確率もあがります。

続いてはこちらのような省スペースタイプのキャットタワーです。

大きなタイプに見慣れている方には少々滑稽に感じるかもしれませんが、猫ちゃんに障害があったり老猫の場合は高いところに登らなかったり、飛び降りの負担を減らす為に登るのを防止したい家庭もあると思います。

このサイズなら部屋の隅ではなく、リビングの真ん中に置いて一緒にテレビを見たりまったりと過ごすこともできますし、大きさ的にも価格的にも各部屋や廊下等に置いてそれぞれに猫ちゃんのスペースを確保することも可能です。

最後に、以前ブログでもご紹介したのですが、収納と同化しているタイプのご紹介です。

大きさはかなり大きくなってしまうのですが、人間が収納や本棚として使用できるスペースが多く、猫ちゃんと生活を共にしているという感覚をより実感できると思います!

インテリアとしてもとてもお洒落なものの多く、キャットタワーと違ってお部屋のイメージに合わせた選択ができるのもメリットだと思います(*’ω’*)

オプションを選ぶ

キャットタワーには色々なものがついています。

何がどれだけ付いていて欲しいかを想像して、一番それに近い商品を見つけてみましょう!

ステップ

俗に言う段差です。

通常は足場を結ぶ階段のような役割をしますが、この画像のようにステップのみで形成された商品もあります。

まだ高い段差を超えるのが難しい子猫や、足腰の悪い猫の場合はステップのあるキャットタワーにしてあげましょう。

人間でも背の低い人や足の不自由な人にとって高い段差を乗り越えるのは大変ですし危険ですよね。

猫が選べない環境は、人間が整えてあげましょう。

爪とぎ

市販されているキャットタワーの殆どが、支柱が爪とぎになっています。全ての支柱が爪とぎになっているタイプも多いです。どこの場所に取り付けられているかはしっかり確認しましょう。

しかし設置場所の都合で、そこで爪とぎをして欲しくないという人もいると思います。

組み立て式のキャットタワーの場合は爪とぎの取り換えも容易に行えるものが多いと思いますがそこもご確認を。

我が家のふぅちゃんは、どの爪とぎを別途購入してもキャットタワーでしか爪とぎしてくれないので超重要だと気付きました(笑)

我が家は一番下段がお気に入りで、交換が手間な為、巻き付けるタイプを購入して対応しています。

おもちゃ

おそらく猫本人にとって一番重要な項目です(笑)

ネズミや鳥の羽のおもちゃが付いている事が多いと思いますが、ふぅちゃんは即効食べてしまうのと、取り付けの金具が危険なので即撤去でした……

代わりの安全なおもちゃを購入してぶら下げてあるのですが、おてんばな子だと狭い足場で暴れてそのまま落下していくので……(体験談)

寝転びながら遊ぶ姿はとても可愛いので、とりあえず付いている商品を購入して、もし危険ならば切ってしまうというのが無難な気がします。

ハンモック

最後にハンモックです。

ここで寝転んでくれたら可愛いだろうなぁ( *´艸`)と思って購入したのですが、全く興味がないようです。

元々猫は安定した足場を見つけて居座る習性があるようなので、気に入るかどうかは個性の部分が大きいと思います……

もしどうしてもハンモック付きの商品を欲しい場合は、ハンモック部分のみの商品を購入して試してみるのもいいと思います!

ちなみに画像は我が家と同じタイプの商品なのですが、一番下段にふぅちゃんがいる時にハンモックを上からもしゃもしゃすると喜びます(笑)